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一匹狼たちの、自由きわまりないラディカルな思考!■なぜ十七世紀か「……申し訳ないが、十七世紀は私のお気に入りなのである。とりわけ、デカルト、スピノザ、ホッブズ、ライプニッツ。これだけスケールの大きい哲学者がどっと輩出する時代というのはそうざらにはない。あの時代、哲学は今よりずいぶん無頼であったような気がする。今あげたビッグネームのうち、だれひとり大学教授はいない。デカルトはオランダ中を引っ越しし回り、スピノザはユダヤ教団から破門されて天涯孤独。ホッブズは亡命先パリから本国の革命の行く末をうかがい、ライプニッツはヨーロッパのあちこちを飛び回って席が暖まることもない。彼らはみな多かれ少なかれガリレオの近代科学にコミットし、神学部からにらまれ、知的世界でさながら一匹狼のように生きた。こういう荒々しいというか、野方図というか、そういうところに彼らの哲学の魅力がある。」(本文より)
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出版社からのコメント
一匹狼たちの、自由きわまりないラディカルな思考!■なぜ十七世紀か「……申し訳ないが、十七世紀は私のお気に入りなのである。とりわけ、デカルト、スピノザ、ホッブズ、ライプニッツ。これだけスケールの大きい哲学者がどっと輩出する時代というのはそうざらにはない。あの時代、哲学は今よりずいぶん無頼であったような気がする。今あげたビッグネームのうち、だれひとり大学教授はいない。デカルトはオランダ中を引っ越しし回り、スピノザはユダヤ教団から破門されて天涯孤独。ホッブズは亡命先パリから本国の革命の行く末をうかがい、ライプニッツはヨーロッパのあちこちを飛び回って席が暖まることもない。彼らはみな多かれ少なかれガリレオの近代科学にコミットし、神学部からにらまれ、知的世界でさながら一匹狼のように生きた。こういう荒々しいというか、野方図というか、そういうところに彼らの哲学の魅力がある。」(本文より)